j-yellow’s blog

日々の徒然を書く雑記ブログです。最近は目下、アゲハチョウの幼虫の育成に専念中。

ナミアゲハのオスとメス

ナミアゲハの性別の見分け方をご紹介(^^)

羽を広げて上から見た時。

 

男の子↓

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男の子は後翅の下、黒味が強いです。

 

そこに注目しながら、、、

 

女の子↓

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女の子は後翅下が赤と青のマダラ?斑点?模様があります。

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続いて、お尻で確認!

 

男の子↓

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お尻に向かって、黒い模様が終わり、その先にもお尻が続いてとんがっています。

 

女の子↓

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お尻の先が、黒いスジ模様と一緒に終わります。とんがってないです。

閉じた状態の羽だけで見分けるのは難しい(汗)

 

 

ちなみ、越冬したナミアゲハは女の子でした(^^)

↓↓↓

越冬サナギの羽化 - j-yellow’s blog

 

 

 

クロアゲハのオスメス雄雌

クロアゲハの成虫。

 

オス♂とメス♀の見分け方を紹介します(^^)

 

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クロアゲハが羽を広げている所を上から見た状態。

上と下の羽の間に白いスジがみえますか?

これが男の子の印。

 

下の羽の上側が白くなっています。もう少し、前後ろの羽を手で広げたら、ハッキリ分かります。

、、、が、ここは、羽を大事に。

自然に見えてる状態を貴重とします。

 

他の特徴は、基本的に真っ黒。

下の羽の赤橙斑点模様も、うっすら。

 

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こちらは女の子。

前翅もオスと比べて大きく、白みがかってます。

後翅の斑点模様もハッキリ分かりますね。

 

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オス

 

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上がオス

下がメス

オスの白いスジと、メスの斑点や全体的な色の淡さが分かります。

 

 

越冬サナギの羽化

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2020/9/27  こちらのナミアゲハの青虫ちゃんが前蛹になりました。

それまでに続々と蛹の羽化が続き、この子ともう2匹が羽化したら今年のアゲハ祭りはお終いの予定でした。

残り少なくなったので、室内飼育から室外飼育へ移行🐛

寄生蜂対策として、洗濯ネットで植木鉢丸ごと囲ってました🪴

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2020/9/28  サナギへの最後の脱皮も無事完了!

、、、、その後!

2週間、、1ヶ月、、と、待てど暮らせど蛹のまま!

色は綺麗な緑のまま。。

寄生蜂やその他の何かにやられてる雰囲気もない。。

もしや越冬?

この後に蛹になった残りの2匹は無事羽化して巣立ち🦋

この子が越冬を選択するには気温やもろもろ早くないかい?と思いつつ。

いつ羽化するかも検討つかないし。

蛹になってから大切な1週間(特に動けなくなる前蛹から、蛹になり蛹の殻も柔らかいうちは、蛹を突き破り、寄生蜂に卵を生みつけられやすい。)は、とっくに過ぎてるし。

気付かないうちに、めでたく羽化できた時にネットがあると羽に影響してしまうかもしれないし。。

と、ネットは撤去した状態で過ごしてました。

 

生存確認が気になって気になって、2〜3回恐る恐るお尻のあたりをチョンチョンするも、、、力をほぼ入れてないせいか、全くの無反応(笑)

そして、雨ざらしのまま年を越し、、

 

2021/4/7  暖かくなってきたものの、蛹がついてるレモンの木が何となく元気ないまま。

土が少ないのか?!

でも、土を増やすのは蛹がいる状態だと、大変やりづらい(汗)

悩み続けた結果、やっぱり土を増やそう!と振動が最小限になるようにお手入れ開始。

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↑土を増やす前に記念写真。うんうん。。安定のサナギポジション。

 

そして!土を増やす作業中、この子が生きているという確信を得られました!

慎重にお手入れしていても、やっぱり振動は伝わってしまったのか。(ごめんよー🙏)

お尻がクネッと反応!

 

い、い、生きてるーーー!!

 

これだけで興奮と感動の嵐🥺

 

それからまた、蛹観察も日課となり。

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2021/4/8  あれ?昨日の今日で何となく蛹の色や雰囲気が変化してる、、?

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2021/4/9  おおおーーー!!

確実に羽の模様が透けて見えてる!何ヶ月も蛹に引きこもってた子が、一気にやる気を見せてる!!

、、、と思って、まる2日、、ずっとこのままの状態。

さすが越冬蛹さん、安定のマイペースさ!

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2021/4/11  シャッターチャンスを諦めかけてた矢先にのぞいたら。

2021/4/11  9:52  すでに羽化して羽根を乾かしてました!

蛹から出てくる所は見れなかったけど、およそ半年。雨にも風にも雪にもめげず、ずっと生命力を維持していたこのアゲハに拍手!

感動しました!(涙)

おめでとう!おめでとう!!

 

女の子でした。

旦那さんと出会って卵を産めると良いね!と願いながらヒラヒラ飛び立った子を見送りました。

 

◆余談◆

越冬したこの子が蛹になった後、残りの2匹も無事サナギになり羽化していきました🦋

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2020/9/27 まだまだ青虫現役!むしゃむしゃ食べる。

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2020/9/28  と、思ったら1匹は前蛹になる場所を探す旅に出るようだ。

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2020/9/29  前蛹(ネットで囲っていたので、脱出は不可)

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2020/9/30  蛹へ。

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2020/10/3  もう1匹も、越冬蛹の隣でサナギへ脱皮。

この子は羽化後の写真を撮りそびれたが、無事成虫へ🦋

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2020/10/15  鉢植え側面で蛹になった子も羽化👏

 

アゲハの幼虫(1齢幼虫と4齢幼虫)

クロアゲハの4齢幼虫(30mm程)とナミアゲハの1齢幼虫(2mm程)のツーショット。

 

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大きさが全然違う。

クロアゲハの幼虫とナミアゲハの幼虫だと、クロアゲハの幼虫の方が大きく育っていく。

それを省いたとしても、1齢と4齢の大きさの違いは、まさに大人と赤ちゃん。

アゲハ蝶の卵②

2020.06.05

またまたレモンの葉についてるアゲハの卵をいただく。

ご近所様に感謝!

今度は近くに3つ連なっている。

アゲハチョウは1匹で100個程の卵を産むが、同じ場所に一気に産卵するわけではなく、飛びながら食草を探し、一つ一つ産みつけていく。

このレモンの木に産むと安全という話がアゲハ界で広がっているのか。

同じアゲハチョウが、同じタイミングでポンポンと産んだのか。

今までは芋虫への関心が無かったので、アゲハの動きを注意深く見るようになってからはまだまだ日が浅く。

いつかは、産卵するところも見てみたい。

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そして翌日。

あれ?!卵が1つになってる!

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↓よーーく見ると、透明な卵の食べ残しが見えるような。。

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でも、昨日まではあんなに黄色かったのに一気に孵化に向けて育ったのかな?!

と、葉の周りを探していると

いたーーー!!!

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消えた卵は2つ。

もう1匹も無事に食草レモンの葉を徘徊しているだろうか。。

。。。

いたーーー!!!

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何とも小さい。

1齢幼虫の誕生だ。大きさは約2mm程。

ゴミや泥跳ね、土が付いてる、、、などとしか見えない。

今までの私だったら目にも入ってこない存在だっただろう。

この子たちを守って無事に成虫になって欲しいと強く思う。

これが母性か(笑)

アゲハ蝶の卵①-2

2020.05.21

 

黄色くてまん丸の卵をお迎えしてから6日。

 

卵が黒くなってきました。

これは中の幼虫が透けて黒く見えている。卵自体は白っぽく透明です。

 

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↑卵①

 

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↑卵②

 

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↑卵③

 

卵が孵化するまで、だいたい5〜7日間程。

①②の卵は孵化しそうだが、③の卵はまだ黄色いまま、、、③の卵の子は雲行きが怪しい、、、

 

 

【追記】

その後、更に2週間経過。

待てど暮らせど、卵の中身ちゃん達に出会える事は無かった。。

自然界の厳しさを感じる。

アゲハ蝶の卵①-1

2020.05.15

ナミアゲハの幼虫と共に、レモンの葉に付いていた卵を3ついただく。

黄色くてまん丸。

直径は1mm程。

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↑卵①

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↑卵②

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↑卵③

こんな小さな卵から孵化したら、出てくる子もそれはそれは小さい。

アゲハ蝶は、約100個の卵を産む。

そのうち、様々な天敵(寄生蜂:アゲハタマゴバチ、ダニやアリ、クモなど)から逃れ、なおかつ、自身の生命力を持って無事に孵化する確率は約50%程。。

今はプラケースの虫かごに守られている。後はこの子たちの生きる力に賭ける。